【書評】嫌われる勇気
こんにちは!モツです!
今日は有名な本『嫌われる勇気』を紹介したいと思います。
なぜこの本が人気なんだろう。
私は読む前までずっとそう思っていました。
色々な情報が飛び交う時代からだこそ読むべき一冊だなと思います。
では!始めていきましょう!
概要
内容について
本書は、フロイト、ユングと並び「心理学の三大巨頭」と称される、アルフレッド・アドラーの思想(アドラー心理学)を、「青年と哲人の対話篇」という物語形式を用いてまとめた一冊です。欧米で絶大な支持を誇るアドラー心理学は、「どうすれば人は幸せに生きることができるか」という哲学的な問いに、きわめてシンプルかつ具体的な“答え”を提示します。この世界のひとつの真理とも言うべき、アドラーの思想を知って、あなたのこれからの人生はどう変わるのか?もしくは、なにも変わらないのか…。さあ、青年と共に「扉」の先へと進みましょう―。
目次
第1夜 トラウマを否定せよ(知られざる「第三の巨頭」;なぜ「人は変われる」なのか ほか)
第2夜 すべての悩みは対人関係(なぜ自分のことが嫌いなのか;すべての悩みは「対人関係の悩み」である ほか)
第3夜 他者の課題を切り捨てる(承認欲求を否定する;「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない ほか)
第4夜 世界の中心はどこにあるか(個人心理学と全体論;対人関係のゴールは「共同体感覚」 ほか)
第5夜 「いま、ここ」を真剣に生きる(過剰な自意識が、自分にブレーキをかける;自己肯定ではなく、自己受容 ほか)
著者について(「BOOK」データベースより)
岸見一郎(キシミイチロウ)
哲学者。1956年京都生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門の哲学(西洋古代哲学、特にプラトン哲学)と並行して、1989年からアドラー心理学を研究。精力的にアドラー心理学や古代哲学の執筆・講演活動、そして精神科医院などで多くの“青年”のカウンセリングを行う。日本アドラー心理学会認定カウンセラー・顧問
古賀史健(コガフミタケ)
フリーランスライター。1973年生まれ。書籍のライティング(聞き書きスタイルの執筆)を専門とし、ビジネス書やノンフィクションで数多くのベストセラーを手掛ける。インタビュー原稿にも定評がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
どこがおすすめか?
嫌われる勇気の要約ポイントは以下の3つです。
-
トラウマは存在しない
-
前に踏み出す勇気を持つ
-
劣等感は主観的な思い込み
1. トラウマは存在しない
アドラーが「経験それ自体」ではなく、「経験に与える意味」によって自らを決定すると語っているところに注目しています。
例えば、大きな災害に見舞われたとか、幼い頃に虐待を受けたといった出来事が人格形成に及ぼす影響がゼロだとは言いいません。影響は強くあります。
しかし、大切なのはそれによって何かが決定されるわけではないと言うことです。
我々は過去の経験に「どのような意味を与えるか」によって自らの生を決定しています。
人生とは誰かに与えられるものではなく、自ら選択するものであり、自分がどう生きるかを選ぶのは自分次第ということです。
2. 前に踏み出す勇気を持つ
どうして彼女が赤面症になったのか、どうして赤面症が治らないのか、それは彼女自身が赤面と言う症状を必要としているからです。
彼女にとって一番恐ろしいことを、一番避けたい事は何だと思いますか?
その彼に振られてしまうことです。失恋によって私の存在や可能性を全て否定されることです。
思春期の失恋には、そうした側面が強くありますからね。
ところが赤面症を持っている限り、彼女は「私が彼とお付き合いできないのはこの赤面症があるからだ」と考えることができます。
告白の勇気を振り絞らずに済むし、たとえ振られようと自分を納得させることができる。
そして最終的には「もしも赤面症が治ったら私だって…」と可能性の中に生きることができるのです。
じゃあ、具体的にどうすればいいのか?
彼女が自分に自信を持てていなかった。このまま告白してもきっと振られるに違いないと考えています。そうなったら自分がますます自信を失い、傷ついてしまう、と言う恐怖心があったからです。
だから赤面症と言う症状を作り出してしまいました。
まずは今の自分を受け入れてもらい、たとえ結果がどうであったとしても前に踏み出す勇気を持ってもらうことです。
アドラー心理学ではこうしたアプローチのことを「勇気づけ」と呼んでいます。
結局、彼女は友達を交えてその男性と遊びに行く機会があり、最終的には彼の方から付き合ってほしいと告白されました。
もちろん彼女が再びこの書斎にやってくる事はなくなりました。
3. 劣等感は主観的な思い込み
私が自分の身長に感じていたのはあくまでも他者との比較、つまりは対人関係の中で生まれた主観的な「劣等感」です。
もしも比べるべき他者が存在しなければ、私は自分の身長が低いなどと思いもしなかったはずです。
あなたも今、様々な劣等感を抱えて苦しめられているのでしょう。
しかし、それは客観的な「劣等性」ではなく、主観的な「劣等感」であることを理解してください。
身長のような問題でさえも、主観に還元される。
つまり、我々を苦しめる劣等感は「客観的な事実」ではなく、「主観的な解釈」によるものなのです。
まとめ
本書のタイトルにもなっている「嫌われる勇気」は、ここまで解説してきた通り、進んで嫌われることをしろということではなく、自分のことをよく思わない人がいても、それは自分の課題ではないので、気にしなくいい、ということを示しています。
本書ではほかにも、過去の体験が現在の自分に影響を与えているという考え方(いわゆるトラウマ)を否定し、それは自分を変えようとする勇気がないだけであると断言するなど、一見すると、厳しい言葉が並んでいます。
しかし、裏を返せば、過去に執着しても現在の自分は変えられないので、今にフォーカスをあてて精一杯生きるべきであるというポジティブなメッセージでもあります。
本書は最後まで読んで、初めてアドラーのメッセージの意味が分かるような構成になっています。そのため、厳しいメッセージにも目を背けず、ぜひ最後まで読み進めてみてください。対人関係を考える上でとても参考になる良書だと思います。
ありがとうございました!
では!また!
アイラモルトの王-ラフロイグとは-
こんにちは!モツです!
今日はその個性派ウイスキーを紹介したいと思います。
「ボウモア」が「アイラの女王」と呼ばれるなら、「ラフロイグ」は「アイラモルトの王」と呼ばれるにふさわしいウイスキーです。クセの奥に女性らしい甘さを隠し持つ「ボウモア」とは対照的に、「ラフロイグ」は男性らしさを感じさせるスコッチウイスキーです。
ラフロイグとは?
スコッチウイスキーとは、スコットランドで製造されるウイスキーの呼称です。スコッチウイスキーは甘い風味を持つお酒ですが、なかでもラフロイグはとりわけ独特で強い香りが特徴です。その香りは、薬草や磯にたとえられることが多く、日本では消毒剤の香りに似ているという人もいます。
人によって好みが分かれるクセの強いウイスキーなので、口当たりのよいウイスキーでは物足りない方におすすめです。
また、「アイラモルトの王」と呼ばれる理由は、チャールズ皇太子の存在があります。
1994年にラフロイグは、その味わいや凄まじいスタイルと出来栄えの素晴らしさから、王室御用達のウイスキーとして認可されました。これはシングルモルトとしては初めての出来事。
ボトルのラベルのマークは「プリンス・オブ・ウェールズ」称号の証なのです!
ちなみに、1920年以降のアメリカで禁酒法時代の真っ只中に、ラフロイグは薬用酒として法を逃れて飲まれていたと言われています。禁酒法という厳しい状況の中でも、多くの人に重宝されたお酒なんです。
ラフロイグの歴史
ゲール語で「広い湾のそばの美しい窪地」のことを指すラフロイグ。実際にラフロイグが造られているアイラ島の蒸留所は、海辺の美しい風景の中に建っています。
ラフロイグの創業者のジョンストン兄弟は、もともと牧畜業を営むかたわら、家畜の飼料となる大麦でウイスキーを製造していました。
兄弟が大麦を使用して製造したウイスキーは島内で評判となり、牧畜業を廃止。ウイスキーの製造業一本に絞り、1815年にラフロイグ蒸留所を設立します。
この蒸留所はブレンデッドウイスキーの飛躍に一役買っていて、スコッチのブレンデッドの味わいに、複雑さとスパイスを加える役目を果たしてきたのです。
ラフロイグの製法
スコッチウイスキーはピートを用いた燻製で大麦麦芽に香りをつけ、その後熟成させて仕上げられます。ラフロイグ製造で使うピートは、コケ類や海藻など香りが強く、水分量の多いモノです。ラフロイグは一般的なスコッチウイスキーとは製法が異なり、原料となる大麦の発芽させる段階からじっくりとピートの成分を大麦に移していくことで、唯一無二のフレーバーを生み出しています。
ラフロイグを代表する「アイラモルト」は麦芽を乾燥させる際に、この潮の香をたっぷり含んだピートを焚くこととで特有のスモーク・ヨード感が出ます。
ラフロイグ蒸留所の所在地は、スコットランドの西にあるアイラ島です。海に面した場所で製造・熟成されているからこそ、海藻や潮の香りがより強く原酒に宿るともいわれています。
ラフロイグの種類
ラフロイグ (LAPHROAIG) 10年
バーボン樽に漬け込んで10年以上熟成させたシングルモルトです。アルコール度数は43度。ラフロイグならではの海藻を感じさせる味わいと、深いコクが楽しめるので、初心者にもおすすめです。
香ばしいスモークナッツのような味が口中に広がると、ヨード香が鼻腔を突き上げ、その後にモルト由来の甘くふくよかなバニラの香りが漂うのが特徴となっています。口当たりがどっしりとしており、とろみのある液体なので、食後にも適しています。ハイボールにする飲み方も人気です。
ラフロイグ (LAPHROAIG) 18年
熟成年数18年以上のモルト原酒をヴァッティングして作られたボトルです。
スタンダード商品の10年に比べると熟成年数が長い為、従来のピート香・ヨード感は弱め。繊細で柔らかい果実と塩キャラメルの香りがします。
アルコールの刺激もあまり感じさせず、まろやかなバニラの風合いです。
ラフロイグ (LAPHROAIG) 25年
ラフロイグはほぼ毎年25年熟成ボトルを発売。年によって微妙に異なる味や香りを楽しめることから、ラフロイグ愛好家の間で人気があります。
ラフロイグらしいスモーキーなピート香が立ち、潮風を感じさせるアロマは、25年間の熟成を経て円熟味を増しているのが特徴です。芳醇なボディと、グレープフルーツやハチミツレモンのような複雑な柑橘系の味わいが魅力です。
ラフロイグ (LAPHROAIG) 30年
30年以上熟成させたウイスキー原酒をヴァッティングさせた、ラフロイグの最高級ボトルです。30年の年月の間に、ラフロイグらしい強烈でフレッシュな味と香りの角がとれ、深い甘さと上品な香りが加わっています。どっしりとした味わいと柔らかな口当たり、長い余韻が楽しめるのも魅力です。
ラフロイグ30年は流通数が少なく入手困難な傾向があるため、見つけたら試してみることをおすすめします。
ラフロイグ (LAPHROAIG) セレクトカスク
ペドロヒメネスのシェリー樽とヨーロピアンオークを使用したシェリー樽、そしてバーボン樽の3タイプの樽で熟成させたモルト原酒をヴァッティングした後、さらにアメリカンオークの新樽で熟成させた複雑な味を纏うボトルです。
ノンエイジですが従来にはなかった甘味、爽やかさがウリの新感覚ラフロイグです。
フィノやオロロソ樽と比べても甘味が非常に強く出るペドロヒメネス樽を使用しています。
ラフロイグのピートスモークの中に干しブドウのような甘い香りが漂います。
ラフロイグ従来のスモーキーにシェリーの甘美、爽やかな酸味が加わったフルーティなボトルです。
ラフロイグ (LAPHROAIG) クオーターカスク
ラフロイグのなかでも特にクセが強いといわれているタイプの1本です。アルコール度数は48度です。
4分の1サイズの小樽を使うため、原酒と樽の接地面積が多く、熟成が早いのも特徴の一つです。
ほかのラフロイグよりもスモーク量が多い状況下で製造されるので、ラフロイグ特有のピート香が際立ちます。スモーキーななかに、フレッシュなシトラスやみずみずしい青りんごのようなフレーバーが感じられるのも魅力です。最後は塩キャラメルに似た甘いバニラの香りが漂います。ドライな口当たりで、すっきりとした味わいです。
ラフロイグ (LAPHROAIG) ロア
ラフロイグの新しい魅力が感じられるお酒です。
ラフロイグならではのスモーキーな香りやヨード香のあとに、柔らかな甘みとナッツの香ばしさ、フルーティーな味わいが訪れます。
不思議な味わいを生み出しているのは、ラフロイグ ロア独自の製法です。ウイスキー原酒をヨーロピアンオークの新樽で熟成させ、その後ファーストフィルバーボン樽に移し替えてさらに熟成しています。さらに、数種類のモルト原酒を加えてバーボン樽で熟成させることで、これまでのラフロイグにはない風味を生み出しています。
ラフロイグ (LAPHROAIG) アンカンモア
免税店のみ扱われている商品でそこそこ人気の高いダブルマチュアードのラフロイグです。
アンカンモア(AnCuanMor)とは「偉大な海」を意味するゲール語です。
海沿いに建つラフロイグ蒸留所の最も海に近い熟成庫で熟成されたファーストフィルバーボンバレル原酒です。
それを更にヨーロピアンオーク(シェリー樽)にて後熟させたボトルです。
ヨード香は強いのですが、ドライレーズンやドライアプリコットのような乾いたフルーツの香りが伺えます。
味わいはややミネラル感が強く、クリーミーでスモーキーです。煙の後に柑橘フルーツの酸とバニラ、甘草やクローブの複雑なニュアンスも感じることができます。
余韻はウッディで長く、暖かいです。煙をまとったココアのフィニッシュになっています。
ラフロイグ (LAPHROAIG) PXカスク
クセの強いラフロイグのなかではスモーキーさが抑えられ、ユーカリやミントのようなハーバルな清涼感を持つタイプです。ピート香のほか、ドライフルーツやバニラ、柑橘系の香りも楽しめます。
ラフロイグでは珍しい3段階熟成仕上げになっています。原酒をバーボン樽で5~7年、クオーターカスク(小樽)で7~9カ月、甘口シェリーの樽で1年間熟成させることで魅力的な味と香りを実現しています。
ラフロイグ (LAPHROAIG) トリプルウッド
バーボン樽熟成後、バーボン樽を解体してつくられたクオーターカスクで熟成し、オロロソ・シェリー樽でフイニッシュした三段仕込みのラフロイグです。
つまりクオーターカスクのオロロソフィニッシュです。
ボディの重さ、カラーからして10年前後のボトルだと思われます。
やや強いアルコールアタックから濃厚なスモーキーフレーバーです。ラズベリー、チェリー、赤い果実の印象で、ゆるくシェリーの香りがします。
口当たりはフレッシュで海藻と薬品香。しばらく置くとクリーミーでオイリーなテクスチャがハッキリと感じ取れます。
味わいはドライフルーツの甘みとオレンジの皮、バニラ、キャラメル。その後灰と煙がわっと持ち上がります。
甘くスパイシーで長い余韻が楽しめると思います。
ラフロイグのおすすめの飲み方
ラフロイグ特有のどっしりと厚いボディと、薬品のようなクセのある香りを存分に楽しみたい方には、ストレートもしくはロックが最適です。
一方、個性の強いラフロイグを気軽に楽しみたいなら、ソーダで割ってハイボールにしたり、ジンジャーエールで割ったりするのもおすすめです。ラフロイグは海の近くで製造・熟成されていることから、磯や潮のニュアンスが感じられるウイスキーなので、魚料理や貝料理、和食などとも好相性です。
個人的な飲み方のおすすめはハイボールです。
「もったいない!」という方もいますが、昨今ではBarはもちろん、居酒屋やカフェなどでも「ラフロイグハイボール」は人気メニューとなっています。
クセのあるスモーキーなラフロイグを強炭酸で爽快にいただけるハイボールはぜひ一度試していただきたいです。
今日はアイラモルトの王とまで言われる『ラフロイグ』を紹介させていただきました。
是非飲んでみてください!
ありがとうございました。
では!また!
インプットマスターになるためにーインプット大全ー
こんにちは!モツです!
インプットって大事ってよく言われますよね。
インターネットの普及で多くの情報を手に入れることができるようになりました。ですが、自分の力、学びになっているかと言われれば別の話です。
そんな今日は学びの効率を高める本を紹介したいと思います。
『学び効率が最大化するインプット大全』
「情報爆発時代」に生きる現代人のための、質の高い情報を効率よく収集する、インプット術集です。
ただのインプット術ではなく、アウトプットが前提のインプットとなっていて、自己成長を促してくれます。
AIの進化の著しい令和時代において、AIにはできない、人間だからこそできる創造性を高める「令和時代のインプットの教科書」です。
では!始めていきましょう!
概要
内容説明
学びが脳にとどまる人と、すぐに消えてしまう人の違いは何か?読書、勉強、記憶、情報収集etc…限られた時間で良質な学びを手に入れる、日本一アウトプットする精神科医が教える、脳科学に裏付けられた勉強法。
目次
- インプットの基本法則―RULES
- 科学的に記憶に残る本の読み方―READ
- 学びの理解が深まる話の聞き方―LISTEN
- すべてを自己成長に変えるものの見方―WATCH
- 最短で最大効率のインターネット活用術―INTERNET
- あらゆる能力を引き出す最強の学び方―LEARN
- インプット力を飛躍させる方法“応用編”―ADVANCED
著者について
樺沢 紫苑[カバサワ シオン]
精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。著書は30冊。『読んだら忘れない読書術』(サンマーク出版)は15万部、『学びを結果に変えるアウトプット大全』(サンクチュアリ出版)は40万部のベストセラーとなっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
どこがおすすめか?
こんな人におすすめ!
- 効率的にインプットする方法を高めたい人
- いつも忙しくしている人
- 自己成長したい人
- インプット能力を高めたい人
インプットの基本原則
・インプットは量より質を重視
インプットにおいて「量」と「質」のどちらが大切でしょうか?答えは「質」です。
しかし、ほとんどの人は質がそっちのけで量を目指しています。
それが、あなたが自己成長できない理由の1つかもしれません。
内容の薄い三振本をたくさん読むよりも、本当に自分にとって必要で、「気づき」や「TODO(すべきこと)」をたくさん得られるホームラン本を1冊しっかり読み込んだ方が自己成長は大きい。
アウトプット前提のインプット術で記憶に残る
インプットしたら、「2週間で3回以上」アウトプットしましょう。そうすると、インプットした内容がしっかりと記憶に残ります。
実は何度もアウトプットしなくても、一発のインプットで記憶に残す、そんな超裏技のインプット術があります。
それは「アウトプット前提でインプットを行う」ことです。
なぜ「アウトプット前提」にすると、記憶に残りやすくなるのか?
⇒緊張状態に陥ると脳内物質ノルアドレナリンが分泌されるため、ノルアドレナリンが分泌されると集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まる。
アウトプットを前提にインプットするだけで圧倒的に記憶に残りやすくなる。
読書は、「速読」ではなく「深読」
重要なのは、「速く読む」「たくさん読む」ことではなく、「深く読む」こと。私は、それを「深読」といいます。
私は、もともと本を全く読めなかったので、最初は「質」より「量」だと思って、「速読」をかなり勉強しました。
「量」をこなした結果、今は「速読」で本を読むより、「量」ではなく「質」が大事だと気づき、ここでいう「深読」で本を読むことが中心です。
良書を見つけるために「速読」をして、めぐりあったら時間をかけて「深読」をするというやり方をやっています。
まとめ
今日は学びを効率化する『インプット大全』を紹介させていただきました。
今は、ググれば何でもわかってしまう時代です。
TwitterやInstagramからどんどん情報が流れてきます。
情報が氾濫しているので、情報を選択していかなければ時間がいくらあっても足りません。
インプットで大切なことは、目的です!
流れてくる情報をただただ受けるだけでは、効率の良い学習はできません。
アウトプットを前提として、何のためにインプットしているのかという目的意識をもって、情報に接することが大切なんだと強く感じました。
私も良質なインプットを心掛けたいなと思います。
おすすめの一冊です!
ありがとうございました!
では!また!
シングルモルトの代表作―グレンフィディック―
こんにちは!モツです!
シングルモルトの代表作を知っていますか?
それは『グレンフィディック』です
スコッチウイスキーの聖地と言われるスコットランドのスぺイサイドで生産され, 創業から1世紀以上たった今でも、世界中のウイスキーファンを魅了し続けているウイスキーです。
今日は、グレンフィディックの歴史、製法、種類、おすすめの飲み方について書いていきたいなと思います。
スコッチウイスキーの定番を知りたい人は是非読んでみてください!
グレンフィディックとは?
ゲール語で「鹿の谷」という意味のグレンフィディック。鹿のアイコンが目印の同銘柄は、爽やかな飲み口で価格も3000円前後からとリーズナブルで、日本でも人気の高いシングルモルトウイスキーです。
「モルトウイスキー」と「グレーンウイスキー」をブレンドさせた「ブレンデッドウイスキー」が主流だった1960年代に、世界に先駆けてシングルモルトとして発売したことでも有名です。当時としては革新的な試みでしたが、軽やかな飲み口から多くの人々に受け入れられ、今ではシングルモルトの分野で世界トップクラスのシェアを誇っています。
グレンフィディック歴史
1886年、創業者はウィリアム・グラントにより設立されました。
もともとモートラック蒸溜所で働いていたウィリアム・グラントは、1886年カーデュ蒸溜所のポットスチルや麦芽の粉砕機、仕込み水を汲みあげる為の水車などが売り出されているのを知ると、それを機にモートラックを退社しました。
しかし資金難のため備品は中古品を、その他の蒸溜所建設に関しても子供を含めて家族総出で、ほぼ全て手づくりで造り上げられました。
その為、グレンフィディック蒸溜所の建設費用は後に手掛けるバルヴェニー蒸溜所建設費用の約3割だったと言います。
創業当初は生産した全てのモルトウイスキーをブレンデッド用に出荷していましたが、1964年にシングルモルトとしても売り出し、そこから大々的に展開していきました。
グレンフィディックは万人に好まれる軽い飲み口と爽やかな味わいでたちまち人気のボトルとなりました。創業から130年以上たった今でも、家族経営によって伝統的な製法と味が守られています。
グレンフィディックの製法
グレンフィディックの製法は、厳選された大麦を粉砕したのち、敷地内にあるロビーデューの湧き水を使用して発酵、蒸留させる伝統的な手法です。蒸留からボトリングまでのすべての工程を徹底した管理の下で行っています。
発酵においては10tのマッシュタンが2基あり、それを24時間フル稼働させています。ここで抽出された糖化させた大麦麦芽をウォッシュバックと呼ばれる深さ約5mある木製の発酵樽×24基に入れ80時間寝かせて発酵します。
同蒸留所の特徴は、製造過程ごとにプロフェッショナルな職人を常駐させていることです。例えば、スチルマンと呼ばれる蒸留職人は、蒸留する際に重要な「ハイカットポイント」を手作業で定めており、変形しやすい銅製の蒸留器の管理は、銅器職人が常にメンテナンスを行っています。
また、品質管理の責任をもつマスターディスティラーが常駐して味の均一化を図っているのも大きな特徴です。成熟期間中に生じてしまう味のばらつきを抑えるために原酒を混ぜ合わせ、モルトマスターが最終的な味わいを判断しています。
1964年に4000ケースだった売り上げは10年後の1974年には12万ケースにもなりました。
その後も順調に売り上げを伸ばし、シングルモルトとして世界一の売上げを誇るボトルへと成長を遂げ、現在に至ります。
グレンフィディックの種類
グレンフィディック(GLENFIDDICH) 12年
酒齢12年以上のアメリカンオークのバーボン樽、ヨーロピアンオークのオロロソ・シェリー樽によって熟成された原酒をヴァッティングして作られたボトルです。
個性が強いと言われるシングルモルト・ウイスキーですが、苦手な方でも非常にとっつきやすい風味・味わいに仕上がっています。
同シリーズのなかでも、クセが少なく飲みやすいので、はじめてグレンフィディックを飲む方におすすめです!
2014年にインターナショナル・スピリッツ・チャレンジ(ISC)で金賞、2014年にはインターナショナル・ワイン・アンド・スピリッツ・コンペティション(IWSC)にて金賞に輝いた評価の高いボトルです。
グレンフィディック(GLENFIDDICH) 15年 ソレラリザーブ
シェリー樽熟成に伝わる「ソレラシステム」を応用して作られたボトルです。
アメリカンオークのバーボン樽とホワイトオーク新樽、そしてヨーロピアンオークのオロロソ・シェリー樽の3種の樽で最低15年以上熟成した原酒ヴァッティングし、ソレラバット(大桶)で約6ヶ月間後熟したものです。
12年と比べると非常にわかりやすくシェリーの香りがします。はちみつを感じさせる甘くフルーティーな香りと、滑らかでスパイシーな味わいが特徴です。
また、原酒の熟成年数も15年となっているので、より深みのあるウッディな余韻を楽しむことができる逸品です。
2015年に、スコッチウイスキーマスターズで金賞を獲得しています。
グレンフィディック(GLENFIDDICH) 18年 スモールバッチリザーブ
アメリカンオークのバーボン樽、スパニッシュオークのオロロソ・シェリー樽でそれぞれ最低18年以上熟成したモルト原酒を厳選してヴァッティングし、その後スモールバッチ(小さめの樽)で最低3ヶ月後熟したボトルです。
スモールバッチはウイスキー原酒と樽の触れる面積が大きい為、短期間で深く豊かな風味をつけることができます。
焼きりんごやシナモンを思わせる豊かな樽香を放ち、ドライフルーツのような味わいが魅力です。あたたかみのある長い余韻も特徴なので、ゆっくりと時間をかけて飲みたいときにおすすめです。
グレンフィディック(GLENFIDDICH) 21年 グランレゼルヴァ
ヨーロピアンシェリー樽とアメリカンオーク樽で最低21年間以上熟成された原酒をヴァッティングし、更にその後4ヶ月間カリビアンラム樽にて後熟させたボトルです。
元々ののフルーティな風味に加えて、カリビアンラム樽からくるジンジャー、イチジク、ライムなどのエキゾチックで複雑な風味が次から次に訪れます。
飲んだ後は濃厚な熟成香が長く余韻に残ります。甘みやスパイシーさなど、飲むたびにさまざまな味わいが感じられるおすすめの1本です。
グレンフィディック(GLENFIDDICH) IPA エクスペリメント
エクスペリメンタルシリーズの第一弾です。
同じスペイサイド地方にあるクラフトビールメーカー「スぺイサイドクラフトブリュワリー」とコラボレーションボトルです。
原酒熟成のために、IPA(インディアナペールエール)を寝かせたビール樽をつ勝つという、画期的な製法にチャレンジした銘柄です。
フィディック本来の洋梨を感じさせるフルーティーな風味に、ペール由来のホイップな甘みが加わって、独特な味わいに仕上がっています。
ウイスキー好きだけでなく、ビール好きにもおすすめの一本です。
グレンフィディック(GLENFIDDICH) プロジェクトXX
16ヶ国から招待された世界に名をはせる20名のモルトマスターが熟成庫のなかから選りすぐりの原酒をヴァッティングさせて仕上げたボトルです。
深くまろやかで、気品のある味わいが特徴です。焦がしたアーモンドの香ばしさ、シナモンのスパイスを感じるボトルです。
贈り物として喜ばれるシングルモルトを探している方は、ぜひチェックしてみてください。
グレンフィディックのおすすめの飲み方
ハウススタイルは特徴的でわかりやすく、今までシングルモルトを飲んだことがない初心者さんの「あ、おいしい」を担ってきたウイスキーとも言えます。
ストレート、トワイスアップ、ロックにハイボールと万能選手で、どんな飲み方でもおいしくいただけます。
お酒があまり強くない方や、ウイスキー初心者は、炭酸で割って飲む「ハイボール」がおすすめです。ソーダで割ることで香りが開き、芳醇な香りが楽しめるほか、ライトな味わいで飲みやすくなります。ハイボールにして飲む際は、最後にレモンかライムを数滴入れるとより美味しくなるので、トライしてみてください!
今日は『グレンフィディック』を紹介させていただきました。
是非飲んでみてください!
ありがとうございました!
では!また!
伝え方で印象を良くしませんか?ー伝え方が9割②ー
こんにちは!モツです!
以前、伝え方が9割という本を紹介しました。
実はその続きの本が発売されました!
今日はその本を紹介したいと思います。
以前書いた記事を書きに載せておきますね!
では!始めましょう!
概要
目次
第1章 完ぺきに身につける!「ノー」を「イエス」に変える技術―実践ストーリーをたくさん浴びて、「伝え方のレシピ」を意識せずに使える状態にもっていく
(すべてのデキる人は、伝え方を知っている―人はひとりでは何もできない。相手が応援したくなる伝え方をもつ;「イエス」をもらう可能性を2~3割上げる―すべては変えられないけど、可能性なら上げられる;実践ストーリーを、シャワーのように浴びて身につける―身につくかは、良質なストーリーに出会った数で決まる;復習!3つのステップ―基本であるがゆえ、身につけてほしい3つのポイント;実践ストーリーを読むコツ)
第2章 完ぺきに身につける!「強いコトバ」をつくる技術―メールが、SNSがぐっとくる!企画書が強くなる!スピーチが感動的になる!
(心を動かすコトバは、レシピでつくれる―天才でなくても、手順通りで、「強いコトバ」はつくれる;人を動かす人物は、「強いコトバ」を必ずもっている―現代であっても、歴史の中でも、何かをなし遂げてきた人の共通点;コミュニケーションを「精神論」ではなく、「技術」としてひも解こう―料理と同じ「レシピ」ととらえれば、誰でもつくれるようになる;新しい3つの技術を初公開!「強いコトバ」をつくる技術―『伝え方が9割(2)』を読んだ人だけに!強力なレシピを追加!
実況中継2「伝え方が9割・講義」)
著者について
佐々木圭一(ササキケイイチ)
コピーライター/作詞家/上智大学非常勤講師。上智大学大学院を卒業後、博報堂を経て、(株)ウゴカス設立。
初めての著書『伝え方が9割』は、64万部のベストセラーとなり、2013年ビジネス書ランキング1位(紀伊國屋書店新宿本店調べ)、年間ベストセラー単行本2位(2013年ビジネス書部門/日販・トーハン調べ)となる。カンヌ国際広告祭でゴールド賞を含む、3年連続受賞。米国の広告賞One Show Designで日本人初ゴールド賞受賞。AdFestでゴールド賞受賞。AIMアワードでグランプリ受賞
どこがおすすめか?
今回は結果を変えるための「強いコトバの作り方」に特化し、前作の5つのに3つを加えた8つの技術を図解付きで具体的に説明してあります。前作よりも実践的でモヤモヤしたところがないため、とても共感し易いし、単純に読み物としても面白いです。
①:1の内容も全ておさらいしている
②:新たな手法を紹介している
③:実際の使い方を説明している
①:1の内容も全ておさらいしている
『伝え方が9割2』では、1で紹介された方法を全ておさらいしてくれています。
もちろん、全く同じ書き方はされていませんが、伝え方の手法は全て紹介されています。
実際、どちらも読んでみたところ、2の方は「理解した上で、実際に使えるようになる」工夫を感じました。
②:新たな手法を紹介している
1. サプライズ法
2. ギャップ法
3. 赤裸々法
4. リピート法
5. クライマックス法
+
6. ナンバー法
7. 合体法
8. 頂上法
新しい方法を紹介しているだけでなく、前回の方法も紹介しているので復習にもなり、理解を深めることができます。
③:実際の使い方を説明している
2には、実況中継という新たな章が作られています。ここで、実際に手法を使う場面を想定した練習ができます。
ここが前作と違って、「実際に使えるようになる」にコミットしている工夫かと思います。
まとめ
今日は『伝え方が9割②』を紹介しました。
個人的には、②を読んでから①を読んでみてもいいかもしれません。
是非伝え方を学んで、様々な場面で活かしてみませんか?
就活や転職活動、プレゼンなどで試してみてください!
ありがとうございました!
では!また!
スコットランドで一番飲まれているウイスキー-グレンモ―レンジ
こんにちは!モツです!
スコットランドで一番飲まれていると言われるウイスキーを知っていますか?
それが『グレンモ―レンジィ』です!
クセの強い銘柄が多い「シングルモルトウイスキー」のなかで、甘くフルーティーな香りをもち、飲みやすく口当たりがよいことから根強い人気がある「グレンモーレンジィ」。女性にも高い人気があり、プレゼントにも向いているウイスキーです。
グレンモーレンジィは、ある程度の熟成を経て「シェリー酒」や「貴腐ワイン」「マディラワイン」など、異なる材質の樽で追加熟成させているのが特徴です。複雑かつバランスのとれた味わいは、「完璧」とも称されるほど完成度の高い仕上がりです。
私もめっちゃ好きです!
グレンモ―レンジィとは?
グレンモーレンジィは、もともと1738年に建てられた古いビール工場を改修し、1843年に「グレンモーレンジィ蒸溜所」が設立されたのが始まりです。1849年よりシングルモルトウイスキーの製造を始めています。
グレンモーレンジィ特有のフルーティーさは、もともとジンの蒸溜に使われていた、蒸溜に使用する単式蒸留器「ポットスチル」を用いたのがきっかけです。1887年に中古で購入したモノですが、上品な甘みと風味を有する、完成度の高いウイスキーとなりました。
以来ずっと、同様の設計を施したポットスチルを使用してグレンモーレンジィは製造されています。現在は、フランスのコニャックに本社を置く「モエヘネシー社」の傘下で製造を行っています。
グレンモ―レンジィの製法
グレンモーレンジィは、高さ5.14mほどの首の長いポットスチルを使用しているのが特徴です。アルコールを含んだ蒸気が、ポットスチルの長い首を通過することでフローラルな香りになるのがポイントです。
蒸溜した原酒はオークなどの木樽で熟成したあと、マディラワインやシェリー酒を保存していた樽などで熟成しています。フルーティーな風味を生み出す樽に移し変えて熟成をおこなうことで、豊潤な香りをもつシングルモルトが完成します。
伝統的な技術で蒸溜、熟成されたグレンモーレンジィは、樽から生まれた風味が絶妙に共存する、完成度の高いシングルモルトです。
グレンモ―レンジの種類
グレンモーレンジィ オリジナル
グレンモーレンジィ(GLENMORANGIE)オリジナルは、グレンモーレンジィの定番と言われる10年もので、世界中から完璧すぎると絶賛されています。
華やかなバニラの風味が特徴的で、滑らかで優しい口当たりとなっています。
フィニッシュには、ほのかな甘味と柑橘系の爽やかな香りが残ります。
非常に飲みやすく、女性にもおすすめの一本です。
グレンモーレンジィ ラサンタ12年
スコットランドの言葉で「温もり」「情熱」を意味する言葉「ラサンタ」。シェリー樽で24ヶ月の追加熟成をすることで、あたたかみのある風味になっています。
ラサンタは、使用しているシェリー樽特有のスパイシーな味わいをもち、深いコクを備えているのが特徴。コーヒーやアーモンドなどのナッツのような風味を有し、オリジナルよりも香りが際立っています。
グレンモーレンジィの濃厚な味わいと芳醇な香りを、存分に楽しみたい方におすすめの1本です。
グレンモーレンジィ キンタルバン12年
ポルトガル産の黒ブドウワイン「ルビーポートワイン」の樽を使用して追加熟成させた「キンタルバン」。「キンタ」はポルトガル語で「ワイナリー」を表し、「ルバン」はアイルランド語のルーツである「ゲール語」で「ルビー」を表しています。
キンタルバンは、ミントのようなメントール感と、高カカオチョコレートのようなビターな風味が特徴。英国で開催される種類品評会「IWSC」にて2014年と2015年の金賞を獲得した、極めて完成度の高いシングルモルトウイスキーです。
ウイスキーにある程度慣れた方におすすめ。グレンモーレンジィオリジナルのようなフルーティーさを保ちながら、深いコクとなめらかな口当たりを感じられます。
グレンモーレンジィ ネクタ―ドール12年
グレンモーレンジィ ネクター・ドール12年は、グレンモーレンジィオリジナルをソーテルヌワイン樽に移し替え、2年後熟させたボトルです。
ソーテルヌワイン樽特有のマスカットやリンゴ、サクランボといったフルーティな果実の香りが特徴です。
レモンタルトのような、クリーミーで甘さのある味わいが口いっぱいに広がり長く残ります。
甘味の強いシングルモルトとなっており飲みやすいため、シングルモルトを飲み慣れていない方にもおすすめです。
グレンモーレンジィ 18年
グレンモーレンジィ18年は、原酒を15年熟成させた後、一部をシェリー樽で3年間後熟させたボトルです。
グレープフルーツやオレンジといった、柑橘系のフレッシュさが強く、滑らかでコクがあります。
香りはフルーティで花のようなフローラルといった芳醇な香りです。
フィニッシュには、シェリー樽特有のナッティーでドライ、スパイシーな余韻が長く続きます。
記念日などに飲みたい特別な一本です。
グレンモーレンジィ 19年
グレンモーレンジィ19年は、バーボン樽で15年熟成させた後、スパニッシュオークシェリー樽で後熟させています。
バニラ、ピーチ、ユーカリやサトウキビといった香りが特徴的です。
口に含むと滑らかでクリーミーな味わいが広がり、リンゴやアプリコットなどのほのかな甘味も感じます。
限定ボトルとなっているため、インターネットのみでの購入となります。
グレンモーレンジィ シグネット
グレンモーレンジィ社が長年の研究を重ね、チョコレートモルトを使用するなど、ユニークな製法で生み出したプレミアムな一本です。
オレンジピールやシェリーの豊かな香りやとろけるようなクリーミーな甘さとなめらかなさが特徴です。
クセが強いため、ウィスキーに飲み慣れている方におすすめです。
おすすめの飲み方
グレンモーレンジィの特徴であるオレンジの柑橘系の香りを更に引き出すには、ハイボールでの飲み方がベストです。
柑橘系の爽やかな香りが炭酸とマッチし、香りが広がります。
さらに美味しく飲むなら、オレンジピールをグラスの内側と外側に塗ってあげると、さっぱりとした味わいになり暑い季節にピッタリなハイボールが出来上がります。
まとめ
グレンモーレンジィは、バニラのような甘く優しい口当たりと柑橘系の爽やかな香りが特徴の初心者向けのシングルモルトです。
ハイボールにしてオレンジピールを加えると、柑橘系の香りが一層強まり暑い季節にはピッタリです。
女性にもおすすめなグレンモーレンジィをぜひ、お試しください!
ありがとうございました!
では!また!
ピートの強いウイスキー-アードベック10年ー
こんにちは!モツです!
ウイスキー好きですか?
私は好きです。
今日はアイラのウイスキーを紹介したいと思います。
それがアードベック10年です!
ピートの強いウイスキーで知られているアイラ島。
そのアイラ島にあるアードベッグ蒸溜所のメイン商品であるアードベッグ10年の味を紹介したいと思います!
アードベッグはアードベッグ蒸溜所で造られているウイスキーブランドのことで、ゲール語で「小さい岬」という意味です。
蒸溜所は、アイラ島南部の海沿い、大西洋の波に洗われる岩の多い小さな岬に1815年に設立されており、アードベッグという名前の由来となっています。
現在の生産量は年間約100万リットルで規模としては、アイラ島8つの蒸留所の中でキルホーマンに次いで、2番目に小さい生産量です。
75%が自社のシングルモルトとブレンデッド用で25%がカスタマー用。シーバスリーガルやバランタイン、ディアジオ社のブレンド用にも使われています。
アードベッグは毎年、新作をリリースしているので、毎年違いを楽しめると思います!
ちなみに2015年には、アードベッグにとって200周年にあたる年で、記念ボトルは永遠という意味の”パーペチューム”が発売されています。
アードベック蒸留所の歴史
1815年、アードベッグ蒸留所はジョン・マクドーガルによってアイラ島の南岸、大西洋の荒波が打ち寄せる小さな岬に建てられました。
創業後100年が過ぎ20世紀に入る頃には、数度のオーナーチェンジが行われ、1980年から89年までは完全に生産が止まってしまいます。
当時のオーナーアライドディスティラーズ社が、その後数年生産を再開させますがやはり操業停止に追い込まれてしまいます。
現在の安定した状態に落ち着くのは1997年、グレンモーレンジ社が買収してからの事。
その後「アードベッグTEN」が2000年にリリースされます。
最もピートが強くスモーキーなウイスキー
アイラ島ではウイスキーの製造工程の中で、原料となる大麦麦芽を乾燥させる燃料として、ピート(泥炭=植物が腐食した堆積物)が使われてきました。
このピートが、アイラモルト独特のスモーキーさを生み出す最大の要素です。
その中でもポートエレンで仕上げたフェノール濃度55-60ppmで炊き込まれたアードベッグは、スコットランドで最もピーティーなシングルモルトとして高く評価されています。
アードベック10年
こちらはファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽で10年以上熟成させた原酒をヴァッティングしたボトルです。
アルコール度数は46度とオフィシャルボトルのスタンダード品としてはやや高めです。
口に含んだ瞬間アイラモルトを象徴するかのような強いヨード・ピート・タバコに近いスモーク、そして磯臭さが口中に広がります。
しかし、これらが通り過ぎてからしっかりとしたモルト感、バニラ、青リンゴ、レモンピール、ほのかにウエハースが余韻として残ります。
入り口は強烈ですが、余韻は甘く爽やかです。
アードベッグファンはこの2面性を楽しんでいると言えます。
2008年にはワールド・ウイスキー・オブ・ザ・イヤーを受賞しています。
おすすめの飲み方
日本でも熱烈なファン(アードベギャン)を持つのがアードベッグです。
麦芽に焚きこむピート度合いは業界一とも言われ、スモーキーでピーティなヨード香から感じられる潮のニュアンスが特徴です。
ただ煙たいわけではなく、その裏にクリーミーなバニラの味わいやリンゴや柑橘のスイートな甘味を隠すおいしくなんとも憎たらしいウイスキーです。
おすすめの飲み方は俄然ストレートです。
加水やロックではこの甘さとスモーキーのマリアージュの真骨頂は確かめられないでしょう。
むしろグラスにこだわって、リムが薄くステムの長いテイスティンググラスから、背の低いショットグラスまで試してみましょう。
アードベッグはグラスの口当たりでかなり味が変化します。ぜひ、お試ししてください!
オフィシャルボトルではウーガダールが完成度高く、ファンの評価も高いのでスタンダード10年を味わった後はぜひ飲み進めてみてください。
オールドボトルでは1970年代ヴィンテージのアードベッグが軒並み高評価。熟した果実に沁み込むようにピートが溶け込み、うっとりするような妖艶な色気を持っています。
価格は高いですが、バーなどで見かけた際はぜひ注文してみてください。
まとめ
今日は最もピートの強いウイスキーと言われるアードベックを紹介させていただきました。
私も好きで家にボトルを置いています。
是非見かけた際には、注文してみてください!
ありがとうございました!
では!また!