初心者がマーケティングを学ぶならこれ「USJを劇的に変えた、たった1つの考え方ー成功を引き寄せるマーケティング入門」
こんにちは!モツです!
マーケティングを学ぶならこれ!
そんな本を紹介したいなと思います。
マーケティングってよく聞く言葉だけど、何かわからない人実は多いんじゃないでしょうか?
私もそうでした。わかっているようでわかっていない言葉でした。
そんなか私が出会った本はこれでした。
株式会社 刀のCEOである森岡毅さんが書かれた
「USJを劇的に変えたたった1つの考え方ー成功を引き寄せるマーケティング入門」
本屋でナニコレ、と思いさらにAmazonでナニコレと思ったのがきっかけです。
結果的に見事に買って、読んでみたところ、とてもわかりやすい内容で書かれている本でした。
森岡さんの他の書籍についても今後紹介したいと思います。
ではでは紹介していきたいなと思います!
本の概要
- USJの成功の秘密はマーケティング
- 日本のほとんどの企業はマーケティングができていない
- マーケティングの本質とは何か?
- 「戦略」を学ぼう
- マーケティング・フレームワークを学ぼう
- マーケティングが日本を救う!
- 私がどうやってマーケターになったのか?
- マーケターに向いている人、いない人
- キャリアはどうやって作るのか?
このような構成で書かれています。
私は1~5が特にためになりました。
これを読んだ当時は就職活動をしていたのですが、インターンで特に役に立ちました。
マーケティングってものを売れる仕組みを作ることのことなんです。
実はこれってどこの会社でも同じですよね。
無形商材・有形商材に関わらずこの考え方って大事なんですよ。
でも日本では、まだまだマーケティングができる人がいない、と森岡さんは述べています。
感覚的にマーケティングを行っていたり、マーケティングをしていない企業が多いと述べています。
確かに海外ではマーケターの職能の価値は日本よりも高いと思います。
そんな日本のマーケティングを変えようとしているのが(株)刀の方々です。
この方がたはマーケティングの精鋭集団です。
最近では「丸亀製麺」のマーケティングを行い、売り上げを回復させたことでも話題になりました。
少しは話は脱線しましたが、そんなUSJの売り上げを回復させ、精鋭集団を作った森岡さんの書いた著書です。
何がいいのか次から説明していきましょう!
USJって昔は映画に重きをおいたテーマパークだった
実は十年ほど前まで映画に重きをおいたテーマパークでした。
でも売り上げが落ちてきてたんです。
なぜでしょうか?
実は、映画という枠組みが良くなかったんです。
映画に重きを置いたために、年齢層が高くなってしまっていました。
私自身も小学生の時に行った時と、大学生になっていった時の印象ではパーク自体が大きく変わっていることに気が付きました。
他にも、チケット代は年々高くなっていますが、入場者数では東京ディズニーランドに勝るとも劣りません。
そういったことにも、USJをはじめ森岡さんたちはマーケティングを行いました。
日本って、実は異常なほどチケット代が安かったんです。
それを先陣を切って値上げを始めたのがUSJです。結果的に地方の遊園地など場所も値上げを行い、チケット代で売り上げを大きく得ることができたと思います。
そういう意味ではUSJは非常に大きなことをやったと思います。
また、アトラクションの数もそうですが、子供でも遊べるテーマパークになっていました。ハリーポッターのエリアができたり、ジェットコースターが後ろ向きに走ったりと、多くのことで私たちゲストを楽しませてくれています。
最近では、ミニオンのエリアができたり、マリオとのコラボも発表されましたね。
なぜこれほど変わったのでしょうか?
ゲスト視点に変わった!
多くの場面で、製作者側は自信をもってアトラクションやイベントを作成しています。
しかし、「ゲストが本当に喜ぶもの」と「ゲストが喜ぶだろうと作る側が思っているもの」は必ずしも一致しないのです。
例えば、友人の誕生日会で考えてみましょう。
私たちは、これなら喜んでくれると思って、サプライズを用意したり、プレゼントを用意します。
実際に友人が喜んでくれるかは別の問題です。
ここが今のUSJに何よりも体現化されているように感じます。
本当に消費者(ゲスト)が喜んでくれる気持ち作りをするにはどうすればいいでしょうか?
それこそがマーケティングです。
売りたい気持ち作り、モノを作る仕組みを作ることです。
文字にするのは簡単ですが、実際にはそう簡単ではないです。
この本では、マーケティングに関する基本的なことが網羅的に書かれています。
この記事が多くの人に読んでもらえるように書くのもマーケティングだと私は考えています。
つまり、マーケティングはどこにでもあるし、活かすことができるのです。
私はインターンのグループワークで非常に役に立ちました。
出されたお題について本気で考え、相手の立場になって考えました。
「問題の本質を見抜く力」を多角的に養う力を簡単な言葉で体験談を踏まえて教えてくださる本でした。
多くの人にとって参考となると思うので、とりあえず手に取って読んでみましょう!
ありがとうございました!
ではでは!