飲んだくれモツの読書と酒ブログ

読んだ本とお酒に関する記事、感想を基本的に書いています。

就活性こそ読むべき「転職の思考法」

こんにちは!モツです!

 

就職活動って多くの人がしますよね?

私もしました。

就職活動を通じて多くの人と出会い、学ぶことができました。

そんな就職活動をいている人に読んでほしい本がこれです。

 

「転職の思考法」

 

ワンキャリアの編集長をされている北野唯我さんが書かれた本です。

「天才を殺す凡人」などを書かれている人でもあります。

 

なぜ就活生が転職の本を読むべきなのでしょうか?

日本でも転職が当たり前の時代になってきています。

転職を考えながら就職活動を行う人もいます。私自身もそうでした。

しかし、転職の考え方、思考法については知りませんでした。

 

新卒に向いている会社、中途に向いている会社そういった会社の見極め方についても述べられています。

就職活動の軸の1つとして取り入れてはどうでしょうか?

もっと気軽に就活できるのでは!そう考えさせられる本です!

 

では、始めていきましょう!

 

 

 

概要

  1. 仕事の「寿命」が切れる前に、伸びる市場に身を晒せ
  2. 「転職は悪」は、努力を放棄した者の言い訳に過ぎない
  3. あなたがいなくなっても、確実に会社は回る
  4. 仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか?

 

このような構成で書かれています。

会話形式で書かれており、非常に読みやすい内容だったと思います。

 

主人公とコンサルタントとの話で成り立っており、転職活動を通じて主人公の成長にも目を見張るものがありました。

 

詳しく見ていきましょう。

 

仕事の寿命が切れる前に伸びる市場に身を晒せ

伸びる市場を探す、これは大事だと思います。

これからの時代はAIにとって代わられる仕事は増えてくると思います。ひょっとすると、せっかく就職しても職を失うことがあるかもしれません。

そのため、伸びている業界、市場に身を置くことはとても大事だと思います。

 

最近では、職業よりも職能が重要だという考え方も広まってきています。私も就職する際には職能を非常に重視しました。

職能にも、売り手であるものと、そうでない職能があります。

 

こういった伸びている市場、職能を選ぶことはある種の安定を得ることができるのではないでしょうか?

失う可能性の高い職よりもそうでない方が心理的にも安全に感じませんか。

また、伸びている市場に自分自身を置くことで、自身の市場価値も上がります

市場価値が上がれば、転職する際にも有利に働く、つまり選択肢が増えると言えます。

 

なので、成長業界に身を置くことは大切だと思うのです。

就活生には、伸びている業界に積極的に就職してほしいなと思います。

売り手市場であることに加えて、日々刺激があることはとても楽しいと思うからです。

企業名やお金も大事で選ぶこともいいと思います。

ですが、もう少し先の人生まで考えてみてはいかがでしょうか?

 

「転職は悪」は、努力を放棄した者の言い訳に過ぎない

転職は悪いことなのでしょうか?
私は悪いとは思いません。

しかし、日本では未だによくないことだとか、失敗した人の考え方であるような風潮を見ることがあります。

転職が悪だという人は、努力することを諦めた人や、自分の可能性に見切りをつけ、現状維持に甘んじている人が多いと思います。

これからの時代は人材の流動性が加速する時代です。スキルや環境を求めて転職することは多くの人にとっていいことです。

これからの時代はステップアップや好きなことを優先する時代です。

転職が悪という考え方はなくなるでしょう。

 

あなたがいなくなっても、確実に会社は回る

結構辛辣だと思いませんか?

でも、実際そうですよね。

私も飲食店でアルバイトをしていますが、先輩が卒業してもその業務は誰かに受け継がれます。業務の質的なものはさておき、誰かがいなくなっても、仕事が回るのが実際のところです。

私は社会人として仕事をしたことはありませんが、実際もそうなのではないでしょうか?

社会や会社は基本的にそういうものです。まれに替えの利かない人もいますが。。。

 

就活生には、もっと自分らしく就職活動をしてほしいです。

よく他者貢献がしたいとか、社会に価値を与えたいとか聞きます。しかし、もっと自分を中心に考えていいと思います。

いわゆる野心ですね。

 

新卒にとって初めの会社は重要だと思います。

でも、転職が認められる時代になってきたので、慎重になりすぎないのも大切だと思います。

私も新卒で入る会社のことを意識しすぎるあまり、考えすぎる時期がありました。

もっと気軽に就活してもいいと思います。

 

仕事はいつから「楽しくないもの」になったのだろうか?

突然ですが、転職する人ってどんな人でしょうか?
今の仕事が嫌いになったなどのようなネガティブな意見、一方ステップアップ、別の職業に興味がでたのようなポジティブな意見、色々あると思います。

これからの時代は、自由な時間が多くなる時代と言われています。

しかし、仕事に熱中している人はどの程度か知っているでしょうか?

実は6%しかいません。

多くの人にとって仕事の時間が苦痛だったり、楽しくない時間だということになります。

仕事を楽しく行うために職を変える、選ぶことは人生を豊かにするために重要な決断だと思います。

そのために転職は人生を豊かにするために大事なことの1つなのではないでしょうか?

 

なぜこの本を就活生に読んでほしいのか?

この本を読んだのは就職活動を終えてからでした。

この本は企業選びにおいて重要な参考になると思います。転職について知る前と知ってからでは就活に大きな影響を与えると思います。

転職は多くの人に当たり前の時代になります。

そんな時代になるかで、なかなかで就活の役割は小さくありません。

価値観を広げるために、少し先のこと、転職を知ってみるのはどうでしょうか?

 

 

今日もありがとうございました!

では!