飲んだくれモツの読書と酒ブログ

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論理的思考力をつけたいならこれ!―地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―

こんにちは!モツです!

 

論理的に考えるってよく言われますよね。

私はもともと理系でしたが、論理的な考え方ができるかと言われれば話は別です。

就活のグループワークで痛感しました。自分の考えを論理的に伝えるには、論理的な考え方を身に着ける必要があります。

 

私は悩みました。論理的思考力ってどうやって鍛えたらいいのか。

話す力は、練習次第で何とかなると考えました。しかし、根本となる思考力は独学では無理です。考えが偏ってしまいます。

そこでこの本を使いました。

 

現役東大生が書いた 地頭を鍛えるフェルミ推定ノート―「6パターン、5ステップ」でどんな難問もスラスラ解ける!

この本は問題を中心に実践的な思考力をできることができます。

では具体的に何がいいのか考えていきましょう。

 

フェルミ推定って何?

フェルミ推定とは「わからないものを概算する力」のことです。

一見予想もつかない問題を論理的思考力を頼りに概算することです。有名な問題には、下記のようなものがあります。

 

・日本にはマンホールがいくつあるか?

・日本には電柱がいくつあるか?

 

正直に申し上げると、私がフェルミ推定初めて見た時「こんなのできるのか」、そう思いました。しかし、実際はそんなことはありませんでした。

 

ちょっとした考え方や技術を使えば簡単に考えることができます。フェルミ推定は、コンサルティングファームの選考などでよく課されることで有名です。

 

面接の場では、お題と時間が与えられ、その時間内に面接官に解答を導き出し、面接官に発表します。その後議論に発展していきます。

重要なのは正確な数字ではありません。あまりにかけ離れている数値はよくありません。ですが、求められているのは考え方、思考力です

 

なぜフェルミ推定が課されるのか?

コンサルティングファームや一部のベンチャー企業において、思考力や知的好奇心などを測る指標として課されています。そのため、コンサル志望の学生にとってフェルミ推定の対策は必須です。

 

解の見えない問題に対して考え抜く知的好奇心や思考体力、複雑な問題から課題を抽出するために全体を俯瞰して考える力が必要となります。また、ディスカッションを重ね答えをブラッシュアップしていく力が業務でも必要となります。

 

どこが見られているのか?

・仮説を立てる力

・問題の全体を俯瞰し、解決すべき課題を特定する力

・未知の難解な課題に対して意欲的に取り組む姿勢や思考体力

・対話を通じて解を向上させる力

このようなことが良く見られていると言われています。

 

この力が身につければ、コンサルのような面接だけでなくグループワークでも考えを見抜き、俯瞰する力、本質を見抜く力を発揮することができます。

なのでやっていて後悔することなどありません。

 

どうやって対策するか?

対策の方法はいくつかあります。

①本を使う

一つ目は本を使って行う。

この方法は非常におすすめです。一冊勉強すれば基本的な考え方は見に付きます。私は実践的な問題を解いて考え方を吸収することの方が得意でした。

他にも、考え方を鍛えるという面では次の本もおすすめです。

 

地頭力を鍛える

地頭力を鍛える

 

 細谷功さんの有名な著書です。問題を解くというよりは基本的な基礎の基礎の考え方から考えることができます。

面接試験で頻出される定番問題を対策することができます。地頭を鍛えるという面では非常におすすめします。

 

②自分で作る

自分で作る?こんなことできるのでしょうか?

実は簡単にできます。

例えば、ごみ箱ってどこにでもありますよね。「日本にゴミ箱はいくつあるか」と、このように日常に簡単に存在するものの中から問題を作ることができます。

 

しかし、ここで注意する問題点があります。それは概算する元データがないと意味がありません。例えば、人口、面積、世帯数、平均寿命など基本的なことは知っておかなければなりません。このあたりは丸暗記しましょう!

 

もう一つ注意することがあります。それは一人で行わないことです。

1人で行うと、思わぬ落とし穴に引っかかることがあります。また、主観的にしか判断できなくなります。誰かに客観的に判断してもらうことが重要です。

 

 

最後に、フェルミ推定は絶対にやるべきです。私もフェルミ推定を学ぶことで驚くほど、論理的思考力を身に着けることができました。コンサル志望ではありませんでしたが、面接でも役に立ちました。

 

何か質問やコメントがあればお待ちしています。

 

ありがとうございました!

 

では!また!