ワインの基礎知識を知るならこれー教養としてのワインー
こんにちは!モツです!
お酒って好きですか?
私は好きです。
ワインのことをほとんど知りませんでしたが、非常にわかりやすい本でした。また、グラスや瓶の形など今まで疑いもしなかったことを知ることができました。
そんなお酒好きな人、ビジネスで使うために知っていて損のない本だと思います。また、初心者のためのワイン講義もついているので初心者にもやさしいです。
では始めていきましょう!
概要
第1部 ワイン伝統国「フランス」を知る
ー世界を魅了する華麗なるボルドーワインの世界
ー神に愛された土地ブルゴーニュの魅力
ーフランスワインの個性的な名脇役たち
第2部 食とワインとイタリア
ー食が先か?ワインが先か?
ーヨーロッパが誇る古豪たちの実力
第3部 知られざる新興国ワインの世界
ーアメリカが生んだ「ビジネスワイン」の実力
ー進むワインのビジネス化
ー未来を担う期待のワインの産地
付録:初心者のためのビジネスマナー1~8
本書はこのような構成になっています。ワインの歴史を知ることができ、なぜフランスのワインが有名なのか、ビジネスで利用されているのかを知ることができます。
おすすめ度★★★★☆
初心者でもこの本を読むことでワインの良さを知ることが出きます。私もワインの基礎を知ることができました。
第1章でフランスのワインを用いて、有名なワインを知ることができます。AOC法やボルドー5大シャトーなどのボルドーワイン、ロマネコンティ、ボジョレーヌーボーなどのブルゴーニュ地方、ロゼやシャンパンなどの個性的な脇役について書いてあります。私はボジョレーヌーボーが日本でだけ非常に盛り上がっていることに非常に驚きました。
第2章ではイタリアのワインについて書かれています。イタリアンでワインを飲んだりしますよね。そんなイタリアのワインについて書かれています。フランチャコルタ、スペインワインについても書かれています。
第3章ではビジネスワインについて書かれています。ビジネスワインって何だろう?サッカー選手がワイナリーを経営したりもしています。日本人だとXジャパンのYOSHIKIさんもアメリカでワインを作っているのも有名ですね。そんなビジネスワインについて書かれています。他にも、新興国のワインについて多く書かれています。
ここがもっと欲しい!
いわゆる教科書的な本では学ぶことができない情報が詰まった一冊になっています。
ワインを飲んでいてもオークションでの評判やワイナリーのお財布事情などは興味を持って情報を集めたり、関わっていないとなかなか知れない情報です。
ワインのビジネス情報をやさしくまとめてくれている本だと思います!
産地の紹介も古くから伝統的に作り続けた王者フランスに、伝統的にワインを造っていたのにどこか適当なイタリア、ビジネスとお金のパワーで一大産地になったアメリカなどの特徴が表れていたことはよかったと思います。チリのような日本にも多く輸出されているワインも書かれていてビジネス要素が高い本でした。
基本的な説明もありがたいのですが、投資の状況やオークションでの話が書かれていてほしかったなと思います!
総評
教養としてのワイン、ビジネスのワインと聞くと難しい内容なのかなと思いましたが、重要な産地については基本的な知識から説明してくれているので、ワインを詳しくない人にもとっつきやすい一冊だと思います。
その分、ビジネス情報の内容が後半部分の少しになってしまったという印象を受けましたが、初心者にはとてもありがたい本だと思います。
ワイナリー経営や投資の状況は変化していくので、今のワインビジネスを知ることができる一冊だと感じました。
おすすめだと思います!
ありがとうございました!
では!また!