飲んだくれ大学生モツの読書と酒ブログ

読んだ本とお酒に関する記事、感想を基本的に書いています。

メガテック戦略とはーGAFA×BATHー

こんにちは!モツです!

 

GAFAって聞いたことありますか?

G=Google(グーグル)

A=Amazon(アマゾン)

F=Facebookフェイスブック

A=Apple(アップル)

です。

アメリカの企業で、時価総額でも世界の上位4つなんです。

私もどれも使っています。

 

では、BATHって聞いたことありますか?

B=Baidu(バイドゥ

A=Alibaba(アリババ)
T=Tencent(テンセント)
H=HUAWEI(ファーウェイ)

です。

この8個の企業のうち、いくつ聞いたことがありますか?

私はバイドゥ以外は知っていました。

ですが、共通点と聞いてわかるでしょうか?

 

 これらの企業は巨大なプラットフォームを持っているんです。

プラットフォームを持つとどんないいことがあるでしょうか?

1つはデータを取得することができます。

これはとても莫大なデータ量です。他企業が何年もかかるデータを一瞬にしてとることができるんです。

データを持つとどんなメリットがあるでしょうか?

新しいビジネス、施策をはじめやすくなります。

他の企業よりも先に始めることができます。

今、アメリカと中国でこのメガプラットフォームを使った冷戦のようなものが起きています。

そんなアメリカ企業と中国企業を対比させながら、今後のビジネス計画まで書いた本を紹介したいと思います。

これです!

 

国ごと、企業ごとの対比が書かれており、とてもおもしろい本でした!

 

では!始めていきましょう!

 

概要

目次

      序 章「5ファクターメソッド」でメガテックを分析する
          ~全体像の把握に最適なアプローチ
      第1章 アマゾン×アリババ
          ~アマゾン経済圏とアリババ経済圏の戦い
      第2章 アップル×ファーウェイ
          ~目的としてのSNSか、手段としてのSNSか
          ~検索サービスから事業を拡大。狙うはAIの社会実装
      第5章 GAFA×BATHの総合分析と米中の新冷戦
    終 章 GAFA×BATH時代、日本への示唆

著者について

田中道昭[タナカミチアキ]
立教大学ビジネススクール(大学院ビジネスデザイン研究科)教授。上智大学卒業。シカゴ大学経営大学院MBA。専門は企業戦略&マーケティング戦略及びミッション・マネジメント&リーダーシップ。三菱東京UFJ銀行投資銀行部門調査役、シティバンク資産証券部トランザクター(バイスプレジデント)、バンクオブアメリカ証券会社ストラクチャードファイナンス部長(プリンシパル)、ABNアムロ証券会社オリジネーション本部長(マネージングディレクター)等を歴任。2006年、株式会社マージングポイント代表取締役社長(現任)。小売、流通、製造業、サービス業、医療・介護、金融、証券、保険、テクノロジーなど多業種に対するコンサルティング経験をもとに雑誌やウェブメディアへの寄稿、テレビ出演も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

どこがおすすめか?

GAFA、BATHとして挙げられる米中メガテック企業8社を分類、比較、分析しています。特に分析に関しては、孫氏の兵法の五事に基づく、筆者独自の「5ファクターメゾット」という観点でまとめられていて興味深い一冊です。

5ファクターメゾット

本書では米中のメガテック8社をまとめて取り上げ、各社の大枠をつかんで重要なポイントを理解した上で、最新情報を交えて比較・分析することを主眼とするため、「道」についてはもっとも重要な「ミッション」を、「天」については「道(ミッション)を実現するためのタイミング戦略」を、「地」については各社の「事業領域」を、「将」につ いては「各社トップのリーダーシップ」を、「法」については「事業構造、収益構造」を主に取り上げて解説しています。

 

GAFA と BATH を俯瞰して見えてくるもの


8社それぞれで、何の事業でスタートしているかを見ると、2つのペアになります。

GAFA x BATH の事業の成り立ち


それぞれのペアはスタートが同じでも、その後の事業の進化は必ずしも同じではないのが興味深いです。

例えば、ソーシャルネットワークから始まったフェイスブックとテンセントです。

フェイスブックの以前のミッションは、「世界をよりオープンにし、人と人とをつなげる」 としていました。その後、ミッションはアップデートされ、「人々がコミュニティをつくる力を提供し、つながりを密にする」 となりました。

フェイスブックが目指しているのは、人々のつながりを強くすることです。

一方のテンセントです。テンセントについて本書で印象的だった表現は 「テクノロジーの総合百貨店」 です。

テンセントのミッションは生活クオリティを上げると掲げており、多岐にわたるサービスや事業を展開しています。具体的には、デジタルコンテンツ、ゲーム、金融サービス、クラウドサービス、自動運転、医療サービスです。

フェイスブックソーシャルネットワークの源流のまま、テンセントはソーシャルをベースに多様な事業を展開しているのです。

感想

この本は GAFA と BATH の8社の全容と戦略を体系的に分析。世界最先端のプラットフォーム企業が何を目指し、どんな事業をし、どのような近未来をつくっていくのかが見えてくるものでした。
分析で終わらずに、では日本はどうするか、自分たちはどう対応していけばいいかも考えさせられる本だと思います。

GAFAがなぜ世界の覇権を握っているのかを考えさせられる本だと思います!



興味深く読めたポイントは、



GAFA と BATH の分析には、ある競争戦略フレームが使われている。孫子の戦略を応用した5つで、道、天、地、将、法。

  • 道:ビジョン、ミッション、バリュー。特にミッションを重視
  • 天:機会、どんな時流に乗っているか。なぜ今か?
  • 地:事業領域。どこで戦うのか?
  • 将:トップリーダーのリーダーシップ
  • 法:事業領域やビジネスモデル。どう戦うか?



この本を読んであらためて思ったのは分析について考える必要性を感じました。分析の本質は 「比較」だと思います 。比較のポイントは、何かと何かを、どんな切り口で比べるかだと思います。GAFA と BATH が相対化されており、共通点と相違点がわかると思います。

 

おすすめの一冊です!
ありがとうございました!

では!また!