飲んだくれ大学生モツの読書と酒ブログ

読んだ本とお酒に関する記事、感想を基本的に書いています。

アイラモルトの女王『ボウモア』

こんにちは!モツです!

 

以前、アイラモルトの王『ラフロイグ』について紹介しました。

王ときたら次は、、、

女王ですね!(笑)

 

今日はアイラの女王『ボウモアについて紹介したいと思います。

私もこないだ祖父と美味しく飲みました!

 

スコットランドの「アイラ島」にある蒸留所で製造されるアイラウイスキーです。なかでも有名なのが、豊かで独特の味わいや香りが楽しめるシングルモルトの「ボウモア」です。

 

今回は、アイラウイスキーの特徴であるピートのスモーキーな香りや、ほのかな甘さの奥深い味わいが存分に堪能できる人気銘柄、ボウモアの魅力や種類について解説していきます。これからボウモアを楽しみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

mostu15.hatenablog.com

 

 

ボウモアとは?

アイラ島にある最古の蒸留所である「ボウモア蒸留所」で造られた、シングルモルトのスコッチウイスキーボウモアです。

 

アイラ島は、スコットランドの西側にある島で、大きさは淡路島よりも少し大きい程度です。人口は3400人ほどですが、島の基幹産業がモルトウイスキーの蒸留という、ウイスキーの島です。

ウイスキー好きならば必ず一度は口にしたことがあるであろう著名なモルトウイスキーの蒸留所が8つもひしめいているため、島自体が「ウイスキーの聖地」と呼ばれています。

その8つの蒸留所のうちの1つがボウモア蒸留所です。

 

ピートがしっかり効いていて、スモーキーながら海を思わせる潮の風味が感じられるのが特徴です。さらに蜜のような甘味も伴います。

 

また、アイラウイスキーのファンからは「アイラの女王」とも称されるほどの人気を有しているのもポイントです。ストレートやロック、ハイボールなどでその味わいと香りが満喫できます。本格的で上質なアイラウイスキーを楽しみたい方におすすめです。

 

ボウモアの製法

古くからウイスキー作りが盛んなスコットランドですが、時代の流れとともに、多くの蒸留所が製法を変えています。

しかし、ボウモア蒸留所では昔ながらの伝統的製法を守り続けています。

ボウモアならではの伝統的製法としてよく取り上げられるのが「フロアモルティング」です。

これは製麦という工程で、大麦の発芽を促すための作業なのですが、手間もコストもかかるため、今では多くの蒸留所が製麦会社に委託しています。

そんな中、昔ながらの自家製麦を続けているのがボウモアです。

フロアモルティングは床一面に大麦を広げます。

これは空気によく触れさせるためです。

そしてモルトマンが24時間体制で、床に撒かれた大麦を撹拌したりして管理します。

これが非常に根気のいる作業、かつ熟練した技術が必要なので、決して効率的な方法とは言えません。

それでもボウモア蒸留所でフロアモルティングが続けられている理由は、伝統的でオリジナルな自家製麦にこだわるからこそです。

「効率よりも伝統を守る」「製麦にまで手作りのこだわりを」というボウモアの信念と自信が、気品漂う独自のボウモアらしさを生み出しています。

ボウモアの歴史

ボウモア蒸溜所が創業したのは1779年です。

しかし経営運に恵まれず度重なる所有者の入れ替わりがありました。

 

1837年  Wm & Jas Mutterが蒸溜所を買収

1892年  英国の実業家に買収。ボウモアディスティラリー・カンパニーへと改称

1925年  J. B. Sheriff & Company

1929年  DCL(Distillers Company Ltd. / 現在のディアジオ社)

1950年  William Grigor & Sons

1963年  スタンレー・P・モリソン(Stanley P. Morrison)

 

数々のオーナーを経て落ち着いたのがなんと創業から200年近く経った1989年のこと。

 

日本の酒類メーカーサントリー(現:サントリーホールディングス)が30%の資本を買い取り、1994年に完全にオーナーとなりました。

ちなみにサントリーの参入前は、経営が悪化し過ぎており蒸溜所はあるもののしっかりと稼働できずにいて、熟成用の樽も古いものを再利用していました。

この悪化した状況に資本参入したサントリーが経営の建て直しを実施し、現在の行き届いた設備に改善しました。

 

2014年にサントリーホールディングスがビーム社を買収したことにより、ビーム社は社名を「ビーム サントリー」と改称しました。

現在はサントリーホールディングスが子会社のビーム サントリーを介してボウモア蒸溜所のオーナーとなっています。

 

ボウモアのおすすめの種類6選

ボウモア(BOWMORE) 12年

ボウモア12年は、ボウモアシリーズのレギュラーボトルです。

 

特徴的なのは、強く感じることのできるスモーク香とピート香です。

そこに樽由来のフルーティーさが非常にバランスよくプラスされています。味わいは蜜のように甘く、余韻はビターチョコレートに似ています。

 

独特の個性を持っていますが、「優しい・なめらか」という一面もあるので、ラフロイグアードベッグといったクセの強いアイラモルトに比べると飲みやすいです。

初心者の方は是非これから始めてほしいです。

 

ボウモア(BOWMORE) 18年

シェリー樽熟成による、しなやかでスイートな味わいが心ゆくまで堪能できる銘柄です。ボウモア特有の潮の香りも楽しめ、スモーキーな風味も心地よく感じられます。

 

さらに、クリーミーな香りや、フルーティーな味わいのバランスもよく、フィニッシュまでじっくりと楽しめるのも特徴。ドライフルーツやビターチョコレートなどとのペアリングがおすすめです。

 

ボウモア(BOWMORE) スモールバッチ

スモールバッチは、2種類のバーボン樽原酒を使用したボトルです。

シリーズの中でもノンヴィンテージな銘柄です。

 

ファーストフィルとセカンドフィルのバーボン樽で少量熟成させた原酒を使っているため、バーボン樽の影響を大きく受けています。

 

口当たりはまろやかですが、キレやスパイシーさが際立っているのはバーボン樽由来のものです。香りにもバーボンらしいバニラ感があり、潮の香りも漂います。

味わいは甘くスパイシーで、シトラスやシナモンを思わせる甘みです。

 

この特徴的なキレのあるスパイシーさは、ハイボールとの相性がぴったりとされています。

 

ボウモア(BOWMORE) ゴールド・リーフ

金箔のような輝くゴールドの色合いが特徴のボウモアです。バーボン樽の熟成による、バニラとココナッツミルクなどのトロピカルな香りや、芳ばしさや柑橘系の香りも感じられます。

 

また、強く効いたピートのスモークさと、パインやキウイなどのフルーティーな甘さと酸味が絶妙にマッチしているのが特徴です。

そこに、ハチミツのような濃厚な甘さも伴います。余韻もライトなフィニッシュですが、スパイシーさとシトラス系の爽やかさが残るのが魅力の銘柄です。

 

ボウモア(BOWMORE) ブラックロック

2014年春頃にゴールドリーフ、ホワイトサンズとともに免罪市場限定で同時発売しました。

ファーストフィルのスパニッシュオークのシェリー樽で熟成された原酒を使用している重厚感のあるウイスキーになっています。

 

香りはかなりレーズンやシェリーが強いです。その後にフルーティーなピート香、貝類の磯っぽさを感じることができます。

 

口当たりはじっとりとしており、アルコール度数の低さからか刺激は少ないと思います。

味わいはドライフルーツ、みたらし餡。続いてケミカルな甘さとオレンジピールシェリーの渋み。

 

カスクストレングスが好きな方には少々水っぽいと思われるかもしれませんが、旨味は十分です。コスパに優れたウイスキーです。

 

ボウモアのおすすめの飲み方

スコッチウイスキーの基本にはなりますが、ボウモアロックかストレートがオススメです。
ピート香やその複雑な味を楽しめるためです。

 

ただ、ボウモアはアイラウイスキーの中でも甘い香りが強い方なので、水割りも美味しいです。水を加えることで甘みが引き立ちとてもいい香りを出します。


アイラウイスキーの新しい一面が体験できるかもしれませんので、是非オススメです。

 

まとめ

 今日はアイラの女王『ボウモア』を紹介させていただきました。

ボウモアというウイスキーについて詳しくなれたのではないでしょうか?

 

確かにアイラモルトは初心者向けとは言いがたいですが、初心者を卒業してピート系デビューをしてみたいなら、アイラの中でも比較的優しいボウモアがオススメです。

 

風格のある味わいが、新しいウイスキー体験をさせてくれます。

 

アイラの次もアイラを試してほしいです。

 

ありがとうございました!

では!また!