飲んだくれモツの読書と酒ブログ

読んだ本とお酒に関する記事、感想を基本的に書いています。

【書評】『医者が教える食事術』

こんにちは!モツです!

皆さんは食事に気を使っていますか?
私も以前は全く気を使っていませんでした。

 

勉強と就職活動を言い訳にしてサボっていました。

まあ、もちろん体調を崩すわ、肌はあれるし、ぶくぶくと太りました。(笑)

で、本気でダイエットしたんです!
14キロほど痩せました!

食事制限とダイエットで一か月2キロペースで地道にコツコツ頑張りました。

 

でも、本屋さんでこの本を見つけて思いました。

あ、この食事方法知っていたらもっと健康的に痩せれたかも、、、

 

今日はそんな本を紹介したいと思います。

『医者が教える食事術―最強の教科書―』

 

仕事や人生で最高のパフォーマンスを最大化にする新常識が書かれています!

生化学×最新医学データ×統計データから、医学的エビデンスにもとづた、本当に正しい食事方法を一冊の本にまとめてあります!!

 

是非読んでみてください!

では!始めていきましょう!

 

概要

内容について

ちまたの健康法はウソだらけ!仕事・人生のパフォーマンスを最大化する新常識!肥満、老化、病気、長寿、集中力、疲労―生化学×最新医療データ×統計データから、医学的エビデンスに基づいた、本当に正しい食事法を1冊に網羅!「食の教養」は健康格差社会を生き抜く武器だ!

目次

序章 人体のメカニズムにそった最強の食事―血糖値のコントロールが最大のカギである
第1章 医学的に正しい食べ方20―ダマされる前に知っておきたい食事の新常識
第2章 病気を遠ざけ活力を取り戻す!やせる食事術―糖質制限で心身を整える技術
第3章 24時間のパフォーマンスを最大化する食事術―朝・昼・晩の食事で本来のパワーを高める技術
第4章 見た目・気力・体力を衰えさせない!老けない食事術―若さとしなやかさを取り戻す食べ方
第5章 本来の免疫機能を回復させる!病気にならない食事術―現代人ががんを遠ざけるための食べ方
第6章 100歳まで生きる人に共通する10のルール―世界の統計データが教える長生きの秘訣

著者について

牧田善二[マキタゼンジ]
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。医学博士。1979年、北海道大学医学部卒業。ニューヨークのロックフェラー大学医生化学講座などで、糖尿病合併症の原因として注目されているAGEの研究を約5年間行う。1996年より北海道大学医学部講師。2000年より久留米大学医学部教授。2003年より、糖尿病をはじめとする生活習慣病、肥満治療のための「AGE牧田クリニック」を東京・銀座で開業し、延べ20万人以上の患者を診ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

 

どこがおすすめか?

地中海料理, 食べる, 食品, イタリア料理, イタリア, おいしい, 新鮮な

医学的に正しい食事

健康は毎日の食べ物、食べ方と密接に関係しており、特に不調の原因の9割とも言えるのが「血糖値」である。

肥満や不調、老化を抑えるために大切なことは糖質の制限及び血糖値の急激な変動を防ぐことだと、筆者は述べています。

 

最新の医療データから導き出される食事の新常識10個!
  1. 糖質が太る唯一の原因
  2. カロリーと肥満は関係ない
  3. 脂肪は食べても太らない
  4. コレステロール値は食事では1割程度しか制御できない
  5. プロテインアミノ酸の不自然な大量摂取は腎臓を壊す
  6. 同じ量を食べるなら小分けにして回数を増やす方が太らない
  7. 果物は太る
  8. 疲れたときの甘いものは逆効果
  9. 発がん性が疑われるものは食べない
  10. 運動は食後すぐに行うのがいい
おすすめする体にいい食べ物10種類
  1. エキストラバージンオリーブオイル(酸化していないもの)
  2. ナッツ
  3. ワイン(特に赤ワインや辛口の白ワイン)
  4. カカオ含有量70%以上のチョコレート
  5. 大豆製品
  6. ナチュラルチーズ(塩分は控えめのもの)
  7. ブルーベリー(サプリではなく生のもの)
  8. 挽き立ての本格ブラックコーヒー
  9. 天然の醸造
  10. 生もの

 

痩せる食事術

肥満の原因はカロリーや脂肪ではなく、糖質です。

経口摂取した糖質は消化酵素によってブドウ糖(や果糖)に分解されます。
血中のブドウ糖が増えすぎないように、膵臓から分泌されたインスリンが余ったブドウ糖をグリコーゲンに変えて肝臓や筋肉の細胞に取り込みます。

しかし、取り込める量には限界があり、それを超えるとブドウ糖中性脂肪に形を変えて脂肪細胞に取り込まれてしましまいます
これが肥満の原因である。

 

食事制限よりも運動をするべきだと言う認識が世間に広がりつつあるが、筆者は食事制限の方を優先すべきだと述べています

 

食事制限で筋肉が落ちるという説があるが、これは実は一般人には当てはまらないんです。

エネルギーとして使われる順番は、グリコーゲン→中性脂肪→筋肉のタンパク質です。

 

つまり、筋肉が分解されるのはいよいよ餓死しそうな段階、例えば山で遭難して何も食べずにいたような場合であって、普通に生きていて遭遇することはまずないんです

 

また、筋肉を増やすことで基礎代謝を高めればダイエットにつながるというのは本当だですが、その段階まで基礎代謝を高めるには相当の量のトレーニングを継続する必要があって、これも普通に生きている人にとっては困難です。

長期間に渡って無理なく続けるには運動よりも食事制限の方がハードルが低いです

 

糖質量の制限

具体的にどういった食事制限をすれば良いんでしょうか?
これは実は簡単で、毎日口に入れる糖質量を制限すれば良いんです

 

減らした方がいい食べ物はごはんやパン、麺、イモ類です。
もちろん、缶コーヒーやジュース、清涼飲料水、ケーキ、スナック菓子、せんべいなども糖質の塊なので避けたほうがいいです。

 

その際、特に避けるのは夕食での糖質摂取です。


夜は糖質を溜め込みやすいので、避けるべきですが、どうしても食べてしまった場合には、食後すぐにウォーキング等の運動をすることによって血糖値の上昇を抑えることができます。

 

確実に体重を落としたいのであれば、1日の糖質摂取量は60グラム以下に抑えるべきです。

また、糖質と言っても、その悪性度は異なります。
悪性度が高い順に並べると次のとおりになります。

  1. 缶コーヒーや清涼飲料水、ジュースなど
  2. 砂糖の入ったお菓子
  3. 果物
  4. 白米、白いパン、うどんなど
  5. 玄米や全粒粉パン、イモ類

糖質は生命維持のために不可欠な栄養素ではあるが、現代人は過剰摂取の傾向が強いんです。
摂取する際は悪性度が下位のものから控えめに食べた方が良いと思います。

食べ方

実は食べ方にもコツがあり、同じものを同じ量食べるとしても、体への影響は変わってきます。
気をつけたいのは次の2点です。

  • 食べる順番は、野菜→タンパク質→糖質
  • 小分けにして食べる回数を増やす

どちらも、血糖値の急激な上昇をおさえることが目的になっています。

 

まとめと感想

今日は『医者が教える食事術』を紹介させていただきました。

是非糖質を制限して、体にいい食事をしませんか?

忙しいビジネスパーソンほど読んでほしい一冊だと思います!

 

ありがとうございました!

では!また!