飲んだくれモツの読書と酒ブログ

読んだ本とお酒に関する記事、感想を基本的に書いています。

アンノック12年―お世話になった友人へのお礼―

こんにちは!モツです!

 

3月に大学を卒業したのですが、先日久しぶりに学生時代にお世話になったbarに行ってきました。ウイスキーやカクテルを学生や若者に知ってほしいという想いで、低価格で商品者向けのお酒を提供しているお店です。

 

僕はこのお店で、マスターやお客さんに非常にお世話になりました。人生相談から恋愛相談など、週に1度は通っていたような気がしています。

 

そんな感謝しかないお店に、ウイスキーを御礼しました。ウイスキー1本程度では、お世話になった量に比べれば足りなさすぎるのですが、、、

少しでも多くの方に飲んでいただければと思っております。

 

プレゼントしたのはアンノック12年です!

最大の特徴はライトでスパイシーな柑橘系の芳香、そしてバターや砂糖、キャラメルを彷彿とさせる温かみと長い余韻が魅力です!

ストレート、ロック、水割り、ソーダ割り、カクテル、どれでも立ち回れるオールラウンダーです。この価格帯ではなかなかに素晴らしいバランスだと思っています!

 

私自身もストレート、ロック、水割りで飲んだのですが、どの飲み方をしても非常にバランスよく、おいしくいただけました!

では、簡単に紹介したいと思います!

アンノック ロゴ

 

アンノックの特徴・概要

アンノックは、スコットランドのハイランド地方でつくられているシングルモルトウイスキーです。

モルト愛好家や、これからシングルモルトを飲もうとしている初心者にも、誰にでも合うような柔らかい味わいのウイスキーです。

蒸留所の名前でもあるノックデューとは、ゲール語で「黒い丘」の意味になります。

 

アンノックの味わいや特徴

アンノックは、まろやかで蜂蜜やレモンなどのフルーティーな香りがするウイスキーです。

味わいは酸味がメインで、後から甘さが感じ取れます。

最後には少々ビターを感じます。

 

伝統的な製法を100年以上守っているウイスキー

アンノックは、現在の蒸留所ではとても珍しい銅製のポットスチルを使って、100年以上も伝統的な製法でつくり続けています。

こういった伝統を守り続けているからこそ、モルト愛飲家からは高く評価され、多くの人に愛されています。

 

アンノックの歴史

1892年にジョン・モリソン氏がハイランド地方西部にあるノックに土地を購入したことから始まります。

ただし、この土地はウイスキーつくりに適した土地ではありませんでした。

土地を購入してから時間が経つと、土地の南側の斜面に天然の透明でとても質の良い湧き水がいくつか見つかりました。

蒸留所は、誰から見てもすばらしい灰色の御影石を使って建築され、1894年10月にノックデュー蒸溜所が開始します。

しかし、不況と戦争の時代という事もあり、大麦供給の制限によって蒸溜所の閉鎖を2度も経験をしました。

それでもなんとか蒸溜所を稼働しましたが、1982年世界中でウィスキーの需要が減少したため、3度目の閉鎖を余儀なくされました。

その後、1988年インヴァーハウス社に買収され、翌年の1989年2月6日には生産が再開されました。

ノックドゥの蒸留工程は、時の試練に耐え、自ら生み出す製品を紛れもなく誇りに思う人々により今日まで受け継がれている工程です。

唯一変わったものは、ウイスキーの名前がノッカンドゥと似ているため、それを避けるため、2000年ブランド名が「アンノック」に変更されました。

 

アンノック蒸留所の製法

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アンノックの製法は、100年以上もほとんど変わっていなく伝統的な製法でつくり続けています。

その伝統的な製法とは、気化したアルコールを凝縮するために、オリジナルのスタイルの銅製のポットスチルやワームを使用しています。

これは、数ある蒸留所の中でも稀なことです。

この蒸溜所でも稀で伝統的な技術で、独特のモダンなフレーバーを作り出すのに役立っています。

熟成については、バーボン樽またはシェリー樽で熟成されています。熟成樽は、厚い花崗岩の壁が安定した温度が保たれている貯蔵庫でゆっくりと長い期間をかけて熟成されます。

これが、ウイスキーに素晴らしい一貫性のある特徴を与えるのに役立っています。

このようにしてアンノックの奥深さを出しています。

 

アンノックの種類

アンノックの種類についてご紹介します。

各ラインナップを飲み比べることで、味の違いを知ることができますので、よりアンノックについて知ることができます。

アンノック12年

リリースされている中でも最も有名なボトルです!!

香りは、とても柔らかく、また芳香があり、蜂蜜とレモンの香りがあります。

味は、フルーティーさがあり食欲をそそります。

また、 軽やかで複雑さがある仕上がりとなっています。

 

アンノック18年

スペイン産オークの元シェリー樽とアメリカンオークの元に、バーボン樽で熟成されたボトルです。

香りは、チョコレート、熟したオレンジ、オイルドレザーをトッピングした、優しいスパイスとドライフルーツの強烈な甘さがあります。

味わいは、アロマスパイス、フルーツローフ、砂糖漬けのレモンに続いて、バニラ、ハチミツ、キャラメルになります。

 

アンノック24年

最も自然な形で瓶詰めされており、冷却ろ過も着色もされていないことが特徴なボトルです。

香りは、クリスマスケーキのような甘さと濃厚で甘くてスパイシーがあります。また他にも、バニラ、セットタフィー、レモンジュースがあります。

味わいは、スパイシーさは、砂糖漬けのオレンジスライス、温かい蜂蜜になります。

香りは、控えめなピートスモークとバーベキュー、熟したパイナップル、洋ナシ、焼きたてのタフィーアップルなどになります。

味わいは、とてもジューシーさがあり、紡がれた砂糖の軽くて泡立つ甘さがあります。

 

アンノック ピートハート

とてもスモーキーな香りを強調したボトルです。

香りは、フルーティな香りがあり、洋梨やリンゴの甘い香り、ライムの柑橘系の爽やかな香りがあります。

味わいは、アタックはリンゴのコンポートの甘さの中にスモーキーさ、チョコレートのほろ苦さ、バニラの甘さ、レモンの爽やかさがバランスよく調和しています。

 

アンノックのおすすめの飲み方は「ストレート」

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アンノックは、香りがとても特徴なのでストレートがおすすめです。ストレートでアンノックの本来の味わいを堪能してもらえるといいなと思います!

また、ほんの少し加水をすることで、より香りが豊かになるので自分好みの香りをさがしてみましょう。

 

まとめ

今回は、アンノックについて紹介しました!

これからウイスキーを始めてみたい方、初心者の方にとってはおすすめのウイスキーです!コスパもいいので、是非お店で飲んでいただければと思います。

 

ありがとうございました!

では!また!