【読書・書評】才能の正体
こんにちは!モツです!
ビリギャルを覚えていますか?
簡単に言うと、ギャルが慶応に合格する話です。
有村架純さんが映画主演で話題にもなりましたね。
映画や本で出てきた塾の先生、坪田先生を覚えていますか?
今日はその坪田先生が書いた本を紹介したいと思います。
『才能の正体』です。
これを読めば才能とは何なのかわかるのではないかと思います。
あの話は奇跡ではなく、努力という才能を生かした結果なのではないかと、思うのではないでしょうか?
私は才能は生まれ付いた能力なのではなく、自分の努力次第で磨くことができると信じています。
堀江貴文さんは
「才能そのものが、正しい努力によって生まれる」ということに、多くの人は気づいていない
「これを読めば、『ビリギャル』の奇跡は、誰にでも起こせる!
と仰っています。
今日はそんな本を紹介していきたいと思います!
では!始めていきましょう!
概要
内容について
才能の“芽”は、必ずあなたの中にある!受験から人材育成まで数多の奇跡を生んだ『ビルギャル』著者による、劇的能力向上&組織変革のメソッド。
目次
第1章 「才能」とは何か?(「才能」という言葉の意味を、分析してみた;大きな勘違いによって、僕は「才能」の本質を知りたくなった ほか)
第2章 「能力」を「才能」へ(「できる人」「頭のいい人」の言葉を聞いてはいけない;行動を完コピせよ!―そのときに「メモ」ではなく「動画」を使う ほか)
第3章 「才能」のマネジメント(「解答のない社会」で才能を伸ばすには;36歳、元警視庁のスナイパーが僕の右腕になるまで ほか)
第4章 「才能」と「成功者」、「才能」と「天才」(目下の人に上座を勧める;「北風と太陽」の“太陽”になれたら、人は心を開いてくれる ほか)
著者について
坪田信貴[ツボタノブタカ]
坪田塾塾長。一方で、起業家としての顔も持つ。人材育成、チームビルディングの能力を多くの企業から求められ、マネージャー研修、新人研修を行うほか、現在は吉本興業の社外取締役も務めるなど、活躍の場は枠にとらわれない。テレビ、ラジオ、講演会でも活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
どこがおすすめか?
才能は結果
著者は「才能は結果」でしかありませんと述べています。誰でも、何かを始めて、それを継続していければ、やった分だけ成長して、経験した分だけ経験値は増え、必ず伸びていきます。そして、能力が伸びれば、その「ある部分」が極立ってきて、「才能」になっていくのです。
ただし、間違ったやり方で努力して多くの人が挫折します。必要なのは、その人に合った「動機」と「正しいやり方」を選ぶことであり、その上で、「努力」を積み重ねることです。
本当に成功する人は、「観察・洞察・想像」の上、ちゃんと「思考」しています。ちゃんと考えていないと、「能力」は「才能」にはなりません。
動機づけには「認知・情動・欲求」
認知
最初に大事なのは「認知」。高いハードルもそれを分解し、小さな目標にするとクリアできるかなと思えますよね?このように認知の仕方を変えることが大事です。
もう一つ、認知の仕方で重要なのは、「why型(なぜ)ではなく、how型(どうしたら楽しくできるか)」です。
情動
情動:簡単に言えば「テンション」。テンションが上がらないと、何事も続かない
欲求
欲求:本当に自分がそれをやりたいと思うかどうかです。
後悔しないために今すぐ「やる」
人は何歳になっても後悔する生き物です。そのため、7割の人は不平不満・後悔を残しながら死んできます。
では、後悔しないためにはどうしたらいいのか?
それには、「今すぐ」⇒「後悔をしないための選択肢を選び」⇒「やる」 こと。「やらなかった」という後悔を、なくしていくしかありません。
できない理由を探し、「○歳だから、もう遅い」という思考癖がある人は、延々と後悔の続く、文句の多い人生になってしまいます。特にできない理由をだれかのせいにした瞬間に才能の芽はたちまち枯れ果ててしまいます。
才能は、自分の中にしかありません。
「できる人」の行動を徹底的に「行動の完コピ」するのが大事です。これが、これが「能力を磨くための基礎」です。これを徹底的にやっていると、必然的にオリジナリティが出てきます。
相手の思考や行動を見抜け!
普通の人にとって本当に才能が必要になるのは、社会人になってからです。理由は、「結果」を出さなければならないからです。
では、結果を出すためにはどうしたらいいのでしょうか?
社会で結果を出すには、相手や市場のニーズを察すること、つまり、相手が何を求めているかを察することです。
そのために必要となるのが「観察・洞察・想像」です。相手の思考や行動を見抜けるようになる人になることが「才能のある人」に直結します。
まとめと感想
今回は、「才能の正体」を紹介させていただきました。
本書には、子供を育てる際にやってしまいがちな「間違った子育て(指導)」、指導をする際の信頼の築き方などについても解説がされているので、親御さん、さらには、会社で指導する立場にある人にも非常に役立ちます。
たいていの不可能というのは、「私にはできない」「私には無理だ」という思い込みによるものです。
人生に後悔しないためにも、自分が進むべき道を見つけ、How型で楽しんで努力を続けましょう!
センスに関する記事は以前書いたので、貼っておきますね。
是非読んでみてください!
ありがとうございました!
では!また!